公立昭和病院 構成市市議会議員 病院機能等説明・施設見学会

小平市議会

7月18日(金)地域中核病院として構成7市((小金井市、小平市、東村山市、東久留米市、清瀬市、東大和市、西東京市)約96万人の健康を守るため、唯一の救命救急センターとして3次救急医療を担い、高額な医療機器を駆使して高度・専門医療を行うなど、高度・急性期医療センターである公立昭和病院への理解を深めるため、構成市市議会議員による施設見学会に参加しました。

坂本院長から「公立昭和病院をめぐる医療の現況と今後の課題」についてお話があり、宮澤放射線科医長からは「放射線治療のご紹介」と題しての講演がありました。

1990年には1万か所を超していた全国の病院数は2018年には8400か所と減ってきており、2030年には6000か所になると推計されています。私たちの健康や命を守る病院ですが、人口減や医師不足などで赤字となり経営破綻したことで、地域住民が困っていると言うニュースも目にしたことがあります。

公立昭和病院も過去10年間で純損益が黒字になったのはコロナ禍を含めて4回だけで、令和6年度は赤字額も大きくなっています。自治体病院としての役割を維持していくためにも構成市として何ができるか考えていかなければと強く思いました。

また、施設見学をしていろいろとお話を聞く中で、現場のみなさんの苦労や努力されている様子が伺えて、とても感銘を受けました。

全国各地で地域のみなさんの健康と命を守っている病院が経営破綻することなく、これからも存続していけるようにしていくためには国レベルでの支援も必要かもしれません。

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