「小平市まちの環境美化条例」って知っていますか?

社会

朝8時半ごろ新小平駅の改札を出ると、駅前では黄色いチョッキのようなユニホーム姿、腕には「小平市環境美化指導員」と書かれた腕章を付けた方々がゴミ取りトングで拾ったゴミをビニール袋に入れて回収されているところでした。

話を聞いてみると、小平市の6駅をチームで回りながらゴミ拾いをしているとのことでした。新小平駅周辺を2時間近くかけて回収されたゴミの量が指導員みなさんのビニール袋一杯に溜まっていたので私が「ゴミ、多いですね。」と言うと、指導員の方が「これには空き缶とかは入っていないんです。空き缶は飲み物の自動販売機横のゴミ箱に入れているのでそれを含めると倍以上のゴミが出ているんです。」と返事が返ってきました。新小平駅周辺だけでこんなにゴミが出ているのは正直驚きました。また「雨の日はゴミが濡れているので結構ビニール袋が重くなるんです。」など苦労話もいくつかお伺いしました。

公共の場所などに空き缶やたばこの吸い殻等のごみをポイ捨てすることは当然マナー違反ですし、自分の出したゴミは自らの責任でゴミ箱に捨てるなど処分していればビニール袋一杯になるほどのゴミは出ないはずなのですが。

小平市は今年の6月に「小平市まちの環境美化条例」を制定しているため、青梅街道駅を除く市内6ヶ所の駅周辺を環境美化推進重点地区に指定しており、その条例の一環で環境美化指導員によるゴミ拾いを実施しているようです。こういった方たちのお陰で町中がきれいに保たれているのですが、最も大切なことはゴミのポイ捨てをしない、という市民一人ひとりの心がけだと思います。私も今後はゴミが落ちているのを見かけたら積極的に拾うようにしたいと強く感じました。

 

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